2026年度から肺炎球菌ワクチンが大きく変わります!

2026年度から、肺炎球菌ワクチンについて大きな変更がありました。
まず、2026年4月から、65歳時に行われる肺炎球菌定期予防接種のワクチンが、ニューモバックス®からプレベナー20®に変更されました。
従来のニューモバックス®は有効期間が約5年で、接種後5年を経過したら再接種が必要でした。その際は自治体の助成制度の対象外となるため、その都度接種費用が必要となっていました。
プレベナー20®は一生にわたり効果が持続するといわれており、一度接種すれば再接種の必要はありません。
ただし、プレベナー20®は対象が小児から成人まで幅広く、必ずしも成人がかかりやすい菌を中心にカバーしているわけではありません。肺炎球菌には100種類以上の型(血清型)があり、その中には小児の感染症に多い型、成人の感染症に多い型があります。これらは年々調査され更新されていますが、最新のデータでは、プレベナー20®のカバー率は52%ほどでした(ニューモバックス®のカバー率は53%で、ほぼ同等です)。
一方、2025年8月から、キャップバックス®という新たな成人用のワクチンが打てるようになりました。このワクチンも一生にわたり効果が持続するといわれており、一度接種すれば再接種の必要はありません。成人の感染症に対するカバー率は78%と、プレベナー20®を上回っています。
ただし、現時点では自治体の助成制度の対象となっていないため、高い接種費用がかかります
(プレベナー20®も、65歳以外の方は助成制度の対象外です)。
| プレベナー20® | キャップバックス® | |
|---|---|---|
| カバーする血清型数 | 20種 | 21種 |
| 原因血清型のカバー率 (2023〜2025) |
52% | 78% |
| 当院での自費接種価格 | 11,000円 | 13,000円 |
| 65歳時の定期接種助成 | あり (自己負担額5,500円) |
なし |
| 有効期間 | 一生(といわれている) | |
では、この2つのワクチンのうち、どちらを接種したらよいのでしょうか。
過去に肺炎球菌ワクチンを接種したことがあるかどうかと、年齢によって選択肢が変わります。
65歳かつ肺炎球菌ワクチン未接種の方
- とにかく費用を抑えたい
→ プレベナー20®(自治体助成の対象となります) - 費用が高くてもよいので、有効性の高いワクチンを打ちたい
→ キャップバックス®
66歳以上、または肺炎球菌ワクチン接種済みの方
- 少しでも費用を抑えたい
→ プレベナー20® - 費用が高くてもよいので、有効性の高いワクチンを打ちたい
→ キャップバックス®
64歳未満の方
- とにかく費用を抑えたい
→ 65歳まで待つ - 早く打ちたいけれど、費用は安くしたい
→ プレベナー20® ※ - 高くてもよいので、有効性の高いワクチンを早く打ちたい
→ キャップバックス® ※
※ 65歳になった時に再接種をしようとしても、自治体助成制度の対象外となります。
過去に肺炎球菌ワクチンを接種したことがある方が、その時打ったワクチンとは別のワクチンを再接種したい場合は、1年以上経過していれば接種可能です。
当院でのワクチン接種を希望される場合、在庫がなく取り寄せとなる可能性がありますので、必ず電話でお問い合わせをお願いします。
街のクリニック日野・八王子
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